あくまで自分の混乱防止用


 このブログは、自分の研究をまとめるメモみたいなもののですが、一応、なるべく読者の人にも伝わるように書くよう努力はしています。
 だけど今回からしばらく続く「抗日根拠地」まとめシリーズは、いつも以上にメモ度がアップします。
 本当に文献を読んでいてもこの抗日根拠地で躓きまくりますので、それを克服するために、自分がごっちゃになっているところ重点的に(自分にとって)わかりやすくまとめることにしました。言わば、自分の指針用です。
 なので、いつも以上に一般読者の方には分かりづらくなっていますが、ご了承ください。
 さらによくわからない地名などが頻出するので適当な地図を用意するべきでしたが、これは後の課題にします(私は中国の地域別の詳細地図を参照しながら書きました)

 ちなみに私がよく混乱するポイントは?

1、どの根拠地がどこにある? 
2、名称の変遷。(いつの間に名前が変わったの? さっきまでのOO根拠地と××軍区は同じ場所?)
3、軍事上の区分(名称)と行政上の区分(名称)

 などです。・・・いや、これ本当に混乱するから。

 また色つき文字なども使っていますが、そこが歴史的に重要なポイントだというわけではなく、自分に混同や取り違えをしないよう注意を促すために色をつけたりしています。

 文献は『抗日根拠地発展史略』(陳廉/解放軍出版/1987年)を中心に『華北抗日根拠地史』(魏宏運/档案出版/1990年)、『敵後遊撃戦』(高鵬文/団結出版/2005年)『中国分省系列地図冊』(中国地図出版社)で補足しました。特に注釈の無い引用はすべて『抗日根拠地発展史略』からの引用です。

 抗日根拠地と呼ばれるものは全部で19箇所あるらしいのですが、ここでは華北のものを中心に「晋綏」「晋察冀」「晋察豫」「冀魯豫」「山東」の5つを中心にそれぞれとりあげます。