ちょっと防衛研究所に

 行ってきます。
 
 ちょっと所用で東京に行くので、時間を作って防衛研究所の史料閲覧室に行ってこようと思います。
 ここは防衛庁の戦史編纂室が、戦史叢書を作成するため収集した戦時中の文書や旧軍関係者の手記が保存されており、その多くがここでしか見れない代物。
 中国でさんざん中国語史料を集めてきたので、次は日本側の、ということです。
 あと「連隊史」も多く所蔵しているらしいので(これらは国会図書館でも読めますが)、こちらも時間ある限りチェック


 ・・・・・・が、いかんせん私は、日本軍について(興味なかったせいで)よく知らない。中国では具体的にどの部隊がどこにいてどういうふうに動いていたか、関連する史料はどれを見ればいいかも全然わからない・・・・・・。


 というわけで、急遽戦史叢書の『北支の治安戦』をひっくり返し、本文と巻末の出典史料の欄を付き合わせ、部隊の把握となんかおもしろいことが書いてありそうな史料をピックアップ中。
 その中でも似たような史料があった場合(同じ部隊の複数の人々の手記)どれを優先するべきかもわからないのだけど、とりあえず手記や回想録の場合、階級が低い人のを優先しようかと・・・・・・。なんか今までの経験法則からして階級の低い人のほうが率直かつうっかりやばい話をしていたりしておもしろいんだよね。


 まあ、とりあえず何かおもしろい史料があったら紹介していきます(日本語だから楽だ!)